鳥獣駆除促進法
12月5日号
本日、衆議院農林水産委員会で「有害鳥獣被害防止特措法案」の趣旨説明が行われ、審議が始まりました。
これは自民党提出の議員立法案で、イノシシやサルなどによる農作物などの被害の防止のためと言うことで提出してきましたが、どう考えても、先の参議院選挙での自民党敗北の一つの要因である、農村、農家対策の法案で、民主党の「所得補償法案」に対抗して、農家の集票のために出してきた法案のようです。よって、只単に反対すれば、「民主党は農家のことを何も考えていない」と、言われかねません。
具体的な中身ですが、まず、「生物多様性」という考えが入っておらず、”鳥獣駆除促進法”になっているということです。また、鳥獣保護法との関係で、現場で混乱をもたらすおそれがあります。さらに、ライフル銃の所持を安易に認めることは、日本では到底認められません。
大事なことは、野生生物が田んぼや畑、民家の近くに出てくるようになった原因の追及であり、それと同時に、実際にその野生生物がどのくらいいるのか、増えているのか、減っているのか、その正確な個体数の把握だと考えています。その把握があり、その上で野生生物が住める環境づくり、森林整備等が必要になってくるのではと、考えています。実際には、わざわざ特措法を作らなくても、現存の鳥獣保護法で対応できるものですが、いずれにしろ、この法案については、このままでの成立はあり得ないと考えており、自民党との修正協議が今後行われるものと考えます。
----明日(12月6日)のツルネンの予定----
・市民公開講座「在日から見える社会」講演&対談(19:00中野サンプラザ)
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