雨の中をお礼参り
1月14日号
昨日で88カ寺巡礼が終了し、今日は「お礼参り」の旅となります。遍路は1番から回らなければならないというルールはないので、88番から1番までの道を通る人のすべてが「お礼参り」のために歩いているというわけではありません。そのため、88番から1番までの間にも、れっきとした遍路道が存在し、案内板も随所に設置してあります。
今朝はまだ夜も明けぬうちに大窪寺近くの民宿「八十窪」を出発しました。第5弾の旅で初めての本格的な雨の日になりました。雨の中の歩行は大変でしたが、早めに出発したこともあり、午前中の早い時間帯に今日の行程の半分を終えることができました。ちょうど中間点に白鳥温泉という温泉施設があったので、湯に入って雨で冷えた身体をあたためることにしました。
午後は、與田寺の前を通って東かがわ市の三本松というところまで歩きました。この與田寺は、四国88ヵ所全体の総奥の院と呼ばれているとのことです。かつては関西方面から船で霊山寺に渡り、88番大窪寺までまわったあと、三本松の港まで出て、そこから関西方面に船で渡るというルートをとる人が多かったようで、この三本松の港のすぐ手前にある與田寺を「お礼参り」として最後に参拝して帰る人が多く、それが総奥の院と呼ばれるようになった由来だそうです。
最後に、幸子夫人の歌を二つ紹介します。
山けむる 雨の八十窪 くだり坂
雨の中を三時間 八十八番寺からの山下り 弘法の恵み頂き 白鳥の湯につかる
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