4月27日号
昨日、参議院議員会館にて、「第3回オオカミの復活を考える勉強会」を開催しました。講師は、「ドイツ自然・生物多様性保護連盟」などの場で活躍されているマグヌス・ヴェッセル氏で、「ドイツでのオオカミの分布拡大と共存」というテーマで講演を行いました。講演では、いまやヨーロッパ各地でオオカミが分布するにいたったこと、オオカミの群れが街や集落のすぐそばで人間と共生していること等が、ドイツの事例を中心に報告されました。ヨーロッパでは、オオカミが家畜を襲う被害も報告されていますが、特にシカなどの猟獣が多く棲息する地域では、オオカミはもっぱら猟獣を襲って食べている点、家畜の被害は効果的な対策を講じることでなくすことができる点なども報告されていました。ちなみに、マグヌス・ヴェッセル氏は、この勉強会に先立って、東京・静岡・大阪・兵庫・徳島・熊本の全国6箇所で開催された日本オオカミ協会主催のシンポジウム「ドイツに見るオオカミとの共生」で講演を行い、ドイツへ帰国される直前に国会議員向けの講演を行いました。
日本オオカミ協会は、こうしたシンポジウムを開催すると同時に、「オオカミ再導入を目指す署名活動」を行っており、全国で9万4468人分の署名を集めたとのことです。この日の勉強会には日本オオカミ協会の方も参加され、署名活動の概要について状況報告を行いました。
※なお、次回の日刊ツルネンは、大型連休明けの5月7日に配信します。
----明日(4月28日)以降のツルネンの予定----
・原稿執筆
・スペイン大使と国際局夕食会(5月7日)